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ChaO(チャオ)

COMMENT

敬称略順不同

リョウガ(超特急)

映画「ChaO」、正直、青天の霹靂という感じでした。 個性的すぎるキャラデザや世界観、鮮やかで目を奪われる作画は、一時停止して眺めたくなるほど綺麗です。 キャラクターのトンチンカンな動きもド迫力な作画のおかげで説得力まで感じてしまうのです。 ちりばめられた独特なギャグやクセになるSEの使い方もいとおかし。 一度じゃとても追いきれない圧倒的情報量、なのに、中心にあるのは“人”と“人魚”のピュアで運命的なラブストーリー。 最初はユニークに描かれていた人魚・チャオが、気付けば愛おしくて仕方なくなってしまっている自分におったまげ。 スクリーンで映える映像と音楽、効果音、絶対最高です。是非映画館で体感してください(^o^)

以上、リョウガでした。チャオ☆

飯窪春菜

なんとも可愛い夢の中みたいな世界観のこの映画。近未来とおとぎ話が入り混じった始まりに、気づけば前のめりに入り込んでいました。 ポップでミラクルでチャーミングなチャオに魅了されながら、ステファンを取り巻く環境や過去にしんみり涙する場面も。
たくさんの伏線回収も気持ち良い!
心が温まって、家族を、周りの人たちを、大切にしようと思えました。 自分が持っている愛情は、いつだって相手に伝えていきたいな。

飯島颯(SUPER★DRAGON)

舞台は人間と人魚が共存する未来社会というファンタジーな世界観ですが、 喧騒とした街並みからはリアルな生活感が伝わってきて不思議な感覚になりました。

ステファンとチャオの心情の変化が繊細かつダイナミックなアニメーションで描写されていて、 一瞬たりとも目が離せなくなる素敵な作品でした。

髙田彪我(Sakurashimeji)

驚くほど独創的で、華やかで、しかも何が起こるのか予測不能なラブコメディアニメーション!

何と言っても、主人公以外にツッコミが不在! 「なんでそんなにスッと受け入れられるの!?」ってツッコミたくなるほど。笑

でも、そこがこの映画の面白さで、だからこそ、次々と巻き起こる非日常に翻弄される主人公・ステファンに感情移入できるのだと思いました。

チャオの喜怒哀楽もとてつもなく愛おしい…。
まさにこの作品の“花”と言えるキャラクターで、特にショックを受けたときの「モチャッ」となる表情が大好きです。
人魚と魚、2つの姿があるのも個人的にツボでした。笑

非日常を求めている方や、普通のラブコメに飽きた方に、特におすすめしたい作品です!

谷口理(フースーヤ)

ちょ、、、ほんま最高の映画に出会えました!!!! 出会えたことが奇跡です。恋愛、真実の愛、家族愛、ユーモア、ファンタジー、冒険、娘を思う親、オールジャンルでした。

人魚でありヒロインのチャオと人間である主人公のステファン、種族も生活の仕方も常識も全く違う2人。そんなチャオが、人魚の食べるものではなく、人間が食べるお弁当を作るために慣れない料理をしたシーンなど、ステファンのことが本当に好きだからこそ、人間の生活に慣れようとするチャオの真っ直ぐさには、グっっっっときます。誰かのために変わるのは簡単なことじゃありません。

あと、チャオが水と一緒に踊るシーンがあるのですが、そのシーンはとても綺麗で幻想的でチャオが美しくて可愛くて、圧倒的な映像美と改めてアニメーションの素晴らしさに感動しました。

あと、本当にずっとコメディ部分が面白いです。個人的にはお笑いの教材になるのではというくらい。ネタバレはダメなので、僕が大好きだったのは如意棒の記者。とだけ言っておきます。

真山りか(私立恵比寿中学)

「人魚と人間の結婚」
幼い時に何度も見た人魚姫の儚いロマンスとはまた違った現実的な視点で描いた作品でした。
STUDIO4℃らしいアート的冒険とキャラクターの心情変化の表現がテーマを重くしすぎず
軽快でオシャレな映像になっていた事が印象的で、大人も子供も楽しめるなと感じました。

愛するという事は自分だけのものなのに他人によって邪魔をされたり操られてしまう
人間同士でもなかなか難しい事を種族を超えて
真っ直ぐな愛を貫くチャオが眩しく、
応援したくなる存在でした。

特に挿入歌「あなたのために」でチャオが躍動的に踊る所は歌・映像・歌詞全てにチャオの純粋な愛がギュッと詰まっているのが魅力的で感情移入してしまうシーンで感動!
もしもこの世界に入れたなら私は人間と人魚どちらに恋するだろう!
わくわくしながら誰かと話したくなる作品でした。

あさぎーにょポップクリエイター

アニメーションの豊かな表現と世界観に没入しました。 また、映画のテーマやメッセージにも深く共感しました。
登場人物たちのセリフから今の世の中の色んな問題や困難を考えさせられ「はっ」とさせられるシーンが多かったです。

藤津亮太(アニメ評論家)

人生は『突然』と『発見』の繰り返し。誰しも(ステファンのように)、突然の出来事にうろたえ、戸惑った経験があるはずだ。しかしやがて、その『突然』の意味を『発見』する時がやってくる(ステファンのように)。その瞬間『突然』は、過去が現在に反映された『必然』であり、現在が未来へと開かれていく『種』であることがわかる。映画『ChaO』は、かわいらしい恋物語を通じて、そんな人生の本質を垣間見せてくれる

かす(動画クリエイター)

まずは映像の美しさ。手描きでここまで繊細な表情を描けるんだ…と驚かされました。
キャラクターの目線や仕草、セリフじゃない部分に宿る感情の揺れがリアルで、観ているこちらまで引き込まれていきました。テンポのいい物語のなかに、思わずクスッと笑ってしまうシーンもあって、油断してたらラスト15分で一気に感情を揺さぶられました。不器用だけど誠実なステファンと、まっすぐすぎるくらいピュアなチャオ。まさに『思わず応援したくなる恋』ってこういうことだなって…!種族も文化も違うのに、ちゃんと向き合おうとする2人の姿にキュンとして、最後にはホロっとさせられました。恋って、やっぱりすてき!

松井ケムリ(芸人)

人間と人魚が当たり前に存在する、ちょっと不思議な世界がとても鮮やかに描かれています。ポップにコミカルに描かれる登場人物たちは表情豊かで独特な雰囲気を持っていて、すぐにその世界観に引き込まれました。最初ステファンはチャオのことを受け入れられずにいますが、それでも彼の心が元来豊かであることに疑いの余地はなく、チャオは天真爛漫で世間知らずで底抜けに優しく、2人の間にはいつも温かい空気が流れていました。そして奇跡とも運命とも呼べる絆に導かれていく2人の姿はとても感動的で美しく、まさに『人に優しくなれる映画』でした

村川緋杏(CANDY TUNE)

人間と人魚が共存する世界ならではの、水しぶきの美しさと近未来的で鮮やかな色彩が合わさって、まるで夢を見ているかのような、とっても新鮮で刺激的な体験でした。ピンクでぷりぷりの人魚チャオが、一途に想い続けて頑張る姿が本当にかわいくて、とにかく愛おしかったです。人は誰でも間違いをするけれど、許し合えたらきっとすてきな未来を築けるのかも。出会うべくして出会った2人の世界を覗けて幸せな気持ちになれました